乾燥が髪に良くないのはどうして?

乾燥が髪に良くない理由はなに?

髪の乾燥は髪の毛と頭皮にかなり影響する?

古来日本では、美人の条件の一つに挙げられていたのは、「髪の美しさ」でした。日本を代表する古典の一つ『源氏物語』は、基本、平安時代の美男美女が織りなす恋愛を描いたものですが、中には、不美人とされる女性も幾人か登場します。

その中の女性で一番有名なのが、末摘花になります。末摘花は、その容姿だけでなく、ファッションセンスや文字の美しさのことまでこき下ろされていますが、外見で唯一褒められているのが、「髪の毛の美しさ」です。

つまり、髪が豊かで美しかったから、『源氏物語』の主人公の光源氏の恋人にもなり得たのでした。みなさんもご存じの通り、平安時代の貴族の女性は、十二単衣を身にまとい、自分の身長ほどはあるであろう長い髪でした。

ただ時代は下りますが、平安時代末期にできたとされる『今昔物語』の中で、芥川龍之介の『羅生門』の基になった説話には、カツラとして売るために、女性の死体から髪を引き抜き集める老婆の姿が描かれています。

話は極端ですが、平安時代の女性は誰でも美しい髪だったわけではなく、中には、そのようなカツラで自分の髪を取り繕っていた女性もいたのでしょう。またカツラまで用いることはないにしても、貴族の女性は、髪をしっとりさせるために、髪油を使用するのが一般的でした。

では、現代の私たちはどうかと言えば、やはり美しい髪を保つにどうすればいいのか、を考えながら、髪に良いことを積極的に行っている方が大半です。ここでは、数ある髪の毛に関することの中から、なぜ乾燥が髪の毛に良くないのかをご紹介します。